FDG PET-CT受診の方へ
FDG PET-CT検査とは

FDG PET-CT検査は、ブドウ糖に似た性質をもつ検査薬「FDG」を静脈から注射し、糖代謝が活発な部位にFDGが集まる性質を利用して、体内の状態をPET画像で確認する検査です。CT画像と組み合わせることで、病変の位置や広がりを詳しく調べます。 この検査は、がんの診断、転移・再発の確認、治療効果の判定などに用いられます。ただし、小さな病変やFDGが集まりにくい病変は見つかりにくい場合があります。
また、検査で使用するFDGが炎症細胞に集まりやすい性質を利用し、心サルコイドーシスや大型血管炎では、炎症の有無や活動性の評価にも用いられます。
FDG PET-CT検査前のお食事・お薬の服用について
悪性腫瘍・大型血管炎の評価で検査を受けられる方
- 予約時間の6時間前から絶食してください。水分は、糖分を含まない水をお飲みください。それ以外の飲食物、ガム・飴、シュガーレスガムなどはお控えください。
- 糖尿病治療薬・インスリンは、予約時間の6時間前から使用しないでください。その他のお薬は、お水で服用してください。
- 糖分を含む点滴は、予約時間の4時間前までに終了してください。
心サルコイドーシスの評価で検査を受けられる方
- 予約時間の24時間前から、炭水化物や糖分をできるだけ控えてください(目安:炭水化物5g以下)。
- 予約時間の18時間前から絶食してください。水分は、糖分を含まない水をお飲みください。それ以外の飲食物、ガム・飴、シュガーレスガムなどはお控えください。
- 最後に召し上がった食事内容を、検査当日に確認します。内容をメモに残し、当日お持ちください。
- 絶食時間が長いため、前日から当日までのお薬の服用については、主治医にご相談ください。特に、糖尿病治療中の方は、糖尿病薬・インスリンの使用について、必ず事前に主治医へご確認ください。
FDG PET-CT検査の注意事項
- 検査予定日の1週間以内にバリウム検査を受けた方は、画像に影響することがあります。事前に当院へお知らせください。
- 検査前日から、激しい運動や重労働はお控えください。画像に影響することがあります。
- 検査着は当院でご用意しています。金属のついていない服装であれば、そのまま検査を受けていただけます。
- 寒さを感じると、薬剤分布が変わることがあります。寒さが苦手な方は、羽織るものをご持参ください。
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方は、検査を受けられません。
- 授乳中の方は、事前にお申し出ください。
- 植込み型除細動器を装着されている方は、検査を受けられません。
- 心臓ペースメーカーを装着されている方は、事前にメーカー名と機種名をお知らせください。また、当日はペースメーカー手帳をお持ちください。
- 持続血糖測定器(リブレなど)は、検査前にセンサーを外していただきます。
- 移動やお手洗いに介助が必要な方は、ご家族などの付き添いをお願いします。妊娠中の方や15歳未満のお子様の同伴はお控えください。
FDG PET-CT検査の流れ
01受付
02医師による診察
03検査着への更衣
アクセサリーなどの貴金属類は外していただきます。
スマートフォンなどの電子機器は、ロッカーにお預けください。
04看護師による問診
05薬剤の静脈注射
06安静待機(約90分)
薬剤が体内に行き渡るまで90分間待機します。安静にしてお過ごしください。
※心サルコイドーシス・大型血管炎の検査では、待機時間は約60分です。
07撮影前の排尿
08PET-CT撮影(約20分)
09更衣・お会計
FDG PET-CT検査中のお願い
- FDG薬剤を注射した後、撮影までの待機中は、体を動かさず静かにお過ごしください。
- PET-CT撮影前に、生理用ナプキン、おむつ・尿取りパッドを交換していただきます。使用されている方は、交換用のものをご持参ください。
- PET-CT撮影中は、検査台の上で同じ姿勢を保っていただきます。閉所恐怖症のある方、長時間同じ姿勢が難しい方、介助が必要な方は、事前にご相談ください。
ご来院時にお持ちいただくもの
- マイナ保険証(または資格確認書)、各種医療証
- 診療情報提供書
- お薬手帳
- 検査費用(現金またはクレジットカード)
- 必要な方のみ:交換用の生理用ナプキン、おむつ、尿取りパッド
FDG PET-CT検査の費用について
現金またはクレジットカード(一括払い)でのお支払い
- 1割負担:10,000円前後
- 2割負担:20,000円前後
- 3割負担:30,000円前後
体調不良・遅刻・キャンセル時のお願い
- 発熱、咳、のどの痛み、鼻水など、風邪や感染症が疑われる症状がある場合は、来院前に必ずご連絡ください。
- 予約の変更・キャンセル、または遅刻が見込まれる場合は、できるだけ早めにご連絡ください。
FDG PET-CT受診の方へ よくあるご質問
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Q.
FDG PET-CT検査の所要時間はどのくらいですか?
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A.
受付からお会計まで、約3時間程度です。
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Q.
FDG PET-CT検査は患者自身で予約できますか?
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A.
保険診療でのPET-CT検査は、主治医からのご紹介が必要です。主治医を通してご予約ください。
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Q.
FDG PET-CT検査の結果説明は受けられますか?
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A.
検査結果は、検査画像とともに紹介元の医療機関へお送りします。結果の説明は、主治医からお受けください。
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Q.
FDG PET-CT検査を健康診断・人間ドックとして受けられますか?
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A.
健康診断・人間ドックとして受けていただけます。ただし、当院ではPET-CT単独での健診は承っておりません。PET-CTを含む健診をご希望の方には、CELEB会員制健診をご案内しています。
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Q.
FDG PET-CT検査で使用するFDGとはどのような薬剤ですか?
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A.
FDGは、ブドウ糖に似た性質をもつ放射性医薬品(フルオロデオキシグルコース)です。身体のエネルギー源であるブドウ糖に近い成分のため、副作用は極めてまれです。FDGに含まれる放射性同位元素(F-18)は時間の経過とともに減少し、約2時間で半分、約4時間で4分の1になります。また、薬剤は尿として体外へ排泄されるため、検査の翌日には測定することができないくらいまで減少します。
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Q.
FDG PET-CT検査後の注意点はありますか?
-
A.
検査後は通常どおりお過ごしいただけます。FDGは尿中に排泄されるため、水分を十分にとり、排尿を促してください。なお、検査後しばらくは体内に微量の放射性物質が残るため、乳幼児や妊娠中の方との長時間の密接な接触は、できるだけお控えください。水分制限のある方は、主治医の指示に従ってください。