アミロイドPET-CT受診の方へ

アミロイドPET-CT検査とは

アミロイドPET検査 機器

アミロイドPET-CT検査は、アルツハイマー病に関係すると考えられている「アミロイドβプラーク」が脳内に蓄積しているかどうかを、画像によって確認するための検査です。

検査では、放射線を出すラジオアイソトープ(RI)で標識した薬剤(アミロイドPETイメージング剤)を静脈に注射します。この薬剤は、脳内のアミロイドβプラークに結合する性質があります。注射後、一定時間をおいてPET装置で頭部を撮影し、薬剤の集積状況から脳内のアミロイドβの蓄積状態を画像で確認します。

アミロイドβプラークとは

アミロイドβプラークとは、アミロイドβタンパク質が脳内に蓄積してできた塊(老人斑)のことです。通常、健康な状態ではアミロイドβは分解・排出されますが、何らかの原因でこれが溜まり続けると、神経細胞に悪影響を与え、認知機能の低下につながると考えられています。

アミロイドPET-CT検査の注意事項

  • 食事や内服の制限はありません。当日も普段通りお食事をとり、いつものお薬を服用してください。
  • 予約時刻を必ず厳守してください。検査で使用する薬剤は予約時刻に合わせて手配されるため、遅刻すると検査ができない場合があります。
  • 検査前の更衣はありません。私服のまま検査を行います。
  • 金属が付いているウィッグ、ヘアピンなどを頭部につけている場合は、画像に影響するため、検査前に取り外していただきます。
  • 一人での待機が困難な方、移動やお手洗いに介助が必要な方は、ご家族などの付き添いをお願いします。妊娠中の方や15歳未満のお子様の同伴はお控えください。

アミロイドPET-CT検査当日の流れ

01受付

02医師による診察

03看護師による問診

04薬剤の静脈注射

05安静時間

使用する薬剤により安静時間が異なります。

  • ビザミル静注:90分
  • アミヴィッド静注:50分

06アミロイドPET撮影

使用する薬剤により撮影時間が異なります。

  • ビザミル静注:20分
  • アミヴィッド静注:10分

07更衣・お会計

ご来院時にお持ちいただくもの

  • マイナ保険証(または資格確認書)、各種医療証
  • 診療情報提供書
  • 画像記録ディスク(主治医から受け取った場合)
  • お薬手帳
  • 検査費用(現金またはクレジットカード)

検査費用の目安

現金またはクレジットカード(一括払い)でのお支払い

  • 1割負担:22,000円前後
  • 2割負担:22,000円前後
  • 3割負担:75,000円前後
  • ※1割・2割負担の方は、自己負担限度額の適用により、窓口でのお支払い額が同程度となる場合があります。
  • ※実際のお支払い額は、保険の負担割合や所得区分、同月内の受診状況などにより異なります。

体調不良・遅刻・キャンセル時のお願い

  • 発熱、咳、のどの痛み、鼻水など、風邪や感染症が疑われる症状がある場合は、来院前に必ずご連絡ください。
  • 予約時刻を必ず厳守してください。検査薬は予約時刻に合わせて手配されるため、遅刻すると検査ができない場合があります。
  • 予約の変更・キャンセルをされる場合は、必ず前日の16:00までにご連絡ください。

アミロイドPET-CT受診の方へ よくあるご質問

Q.
アミロイドPET-CT検査の所要時間はどのくらいですか?
A.
使用する薬剤により所要時間が異なります。来院から検査終了・お会計まで、ビザミルの場合は約3時間、アミヴィッドの場合は約1時間30分を予定しています。
Q.
アミロイドPET-CT検査は患者自身で予約できますか?
A.
アミロイドPET検査は、主治医が必要と判断した場合に行う検査のため、患者様ご自身で直接予約することはできません。なお、検査を受けるためには、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)または軽度認知症が疑われ、治療薬(レカネマブやドナネマブなど)の投与適応を判断するための検査であることなど、所定の要件を満たす必要があります。検査をご希望の方は、主治医へご相談ください。
Q.
アミロイドPET-CT検査の結果説明は受けられますか?
A.
検査結果は、検査画像とともに紹介元の医療機関へお送りします。結果の説明は、主治医からお受けください。
Q.
アミロイドPET-CT検査で使用する薬剤はどのようなものですか?
A.
アミロイドPET検査では、ラジオアイソトープ(RI)で標識した薬剤であるビザミル(フルテメタモル)またはアミヴィッド(フロルベタピル)を使用します。どちらも脳内のアミロイドβプラークに結合し、その蓄積を画像で確認するための薬剤です。薬剤により、注射後の待機時間や撮影時間が異なります。使用する薬剤は主治医が判断するため、患者様ご自身で指定することはできません。