MRI

健診・保険診療

MRIについて

MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略で、磁気と電磁波を使って体の内部を画像化する検査方法です。

その原理としては、体の細胞には水分(水素原子)が存在していますが、強力な磁場の中で人体に電磁波を当てると水素原子は共鳴し、振動した水素原子から微弱な電磁波が発生します。MRI検査ではこの微弱な電磁波を捉えることで、人体の組織構造を画像化しています。

X線を使用しませんので放射線被ばくはありませんが、検査中は大きな音が発生し、CT検査に比べると検査時間は比較的長めです(20分~1時間程度)。また、体の中に素材が分からない金属が入っている方や狭いところが苦手な方など、一部の方は検査ができない場合もあります。

当院のMRI機器

当院では1.5テスラと3.0テスラのMRIを導入しています。テスラとは磁石の引きつける強さのことです。3.0テスラは1.5テスラと比べて磁場強度が2倍で、高解像度の撮影が可能ですが、撮影部位によっては1.5テスラの方が適している場合があります。当院では1.5テスラは腹部撮影を中心に、3.0テスラは乳腺、骨盤腔、頭部の撮影を中心に検査を行っています。

1.5テスラ
3.0テスラ