CT

健診・保険診療

CTについて

CTとはコンピューター断層撮影法(Computed Tomography)の略で、X線を使用して体の断面を撮影する検査です。

CT装置のドーナッツ状の部分にはX線管球と検出器が対になって配置されており、管球から照射されたX線は体を通過して検出器に入ります。この作業を360度全方向から行い、組織のX線透過像をコンピューターで処理することで断層画像を作成します。

当院のCTは2台の管球を搭載し、検出器は192列有しています。これにより、従来のCTに比べ、撮影時間の短縮と大幅な被ばく低減が可能になりました。CT検査を受けられる方の一番の懸念点は放射線被ばくと思われますが、当院ではこのような最新機器の導入や撮影方法に工夫を行うことで、公益社団法人日本診療放射線技師会から医療被ばく低減施設の認定を取得するなど、医療被ばくに対する積極的な取り組みを行っています。

医療被ばく低減施設認定とは?

この認定は公益社団法人日本診療放射線技師会が「安心できる放射線診療」を患者の皆さまへ提供するための事業として行っているものです。
当院は2019年2月1日付で医療被ばく低減施設認定を取得しました。(県内では12番目、全国では91番目の認定施設です)

現代医療における放射線診療は欠かせないといっても過言ではありません。当院では可能な限り少ない被ばく線量で済むよう、検査機器の管理や撮影方法の工夫などさまざまな努力を行っております。また、患者様への情報提供も積極的に行っていますので、検査に関するご質問・ご相談があればスタッフにお問い合わせください。
今後も、患者様に安全で安心な放射線診療を提供できるよう努めてまいります。